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千秋楽。「よぶには、とおい」
弟を残して行きたくなくて、去りたくなくて、シーツの向こう側にたどりついたら涙があふれそうになりました。
楽屋に入るのを、ほんの少しだけ遅らせました。
愛しい弟よ。
抱きしめられなくてごめんね。
さすってやれなくてごめんね。
かけがえのない家族。
愛する人たち。
素晴らしい舞台に立たせてもらえて本当に誇りに思います。
深津さんの戯曲はわたしの底にずっとあります。
深津さんからの言葉はずっとわたしの根っこです。
「受け取ることを忘れない。何かに刺さったりしながら、受けてこたえる」
去年のblue filmの時に台本に書き留めた言葉。
わたしの宝物。
ずっと胸に。
ずっと、そばに。
ご来場いただいたみなさま、スタッフのみなさま、全ての人に感謝いたします。
ありがとうございました。


生きていることの証明に
わたしの涙を瓶につめ
宇宙のどこかに置きましょう
結んでほどくメッセージ
わたしはきっと悲しみの
真ん中あたりで泣いている
わたしはきっと喜びの
まっただ中で笑うんだ
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2013.04.04 Thu l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top