朝は5時起き、まだ夜も明けきらぬ冬の街をいつものように駅に向かい、恒例の自動販売機のコーヒー80円、100円入れたがつり銭切れの為に買えず、傷心のまま某駅に降り立ち、人っ子一人いないところでポケットティッシュと資材を業者から受け取って、スタッフが来るまでえんやとっととチラシをティッシュに詰めるなか、なんでこの駅で2000個も撒けるとふんだのか下調べゼロのクライアント企業はやっぱりテキトーやねえと思いつつ、早朝からマイクでムダに元気にMCし終わって、お昼からは先日発見したかわゆい雑貨屋さんに小物を見に行くぞ!うふふ、うふふっ!!と気合を入れていたところ、イベント現場でスタッフ飛んだので、そちらへ向かえとご命令があり、寒風吹きすさぶなか、駅サンプリング→野外イベント運営と正味、身も心もかちんかちんになった、どうも、前置き長すぎて、読みにくい文章になるウマハジメです。
100均のカイロはやっぱりあんまり暖かくないことに気付き、メーカー物を買うべきだなと思いながらも、なんとかいっぱい買っちゃった100均カイロの使い道を考えたあげく、大きさがクツの足先に入れ込めばジャストでありまして、高いクツ用カイロ買わなくていいやん、万々歳と思いながら、稽古場に向かいます。
今日の稽古は、うちや・パラロス共に。
まあ、つまりは演出家が来ている「うちやまつり」が優先となるわけでして。
つまり、劇団員6人中5人が「うちや」稽古になるわけで。
つまり、劇団員ぼっちなわけで。ぽつーんなわけで。
が、しかし、客演さんは皆お優しい。
「一馬くんがいてくれてたらええねん。何でも言うこときくわ」
「はせがーがいるやん!」
泣けるぜ、粋だぜ、くまもっさんと谷川さんよ。
して、今日からおにごっごがバージョンアップ。
宝物が登場いたしました。
いつもどおり、共に目を瞑っては変わらず、「時計」というお宝が登場。
逃げる側は30秒の間に、「おにから逃げ切る」か「時計を発見する」で勝ち。
おには相変わらず「相手を捕まえる」のみですが、「時計」を先に発見したら、それをエサに逃げる相手を待ち伏せするなど、戦略と心理戦が展開される模様。
「時計」の音、カッチコッチを聞きながら、時計を見つけるのを優先するか、それとも逃げる・追いかけるを優先するのか…
こーなると、その人の性格や性質がだいぶん出ますねえ。
あたくしは、ええ、ええ、逃げるときは凄まじい勢いで時計に梨汁ぶしゃあー!!と猛ダッシュですよ。
精神一到、時計の「カッチ…」が聞こえた場所へ、衣擦れの音がしようが足音たてようが、狙った獲物は逃がしませんよ、ええ。
他の人はゆっくりゆっくり、時計を探すか、あえてそこから離れるか…例えば↓

そして↓

のようにと、人それぞれの野獣っぷり。
しっかし、我々は2階で必死に時計の音を聞くために静かに静かに、耳をすませばカントリーロード、そりゃ聖司も雫に結婚してくれと言うわけですよーな感じなのに、下からはハシケン氏の「殺す」だの「殺さない」だの物騒な声が…。
何故かぷすぷす失笑が起こる2階。
悲劇も喜劇も紙一重なわけですねえ。
その後は、戯曲読解、出来るシーンを回しつつ、終了。
読解を挟んだせいか、少しはっきりした部分や、お客さんにわかりよいようにと、工夫も試します。
パラロスは、ほんわかゆるゆるな感じですが、年内稽古もあと一回。
年明けから清水さんもオラオラ×100ですよ、たぶん、ね。
ウマハジメ