小坂です。
劇団員の皆さんは公演準備で忙しいとのことで、代わりに書いています。
稽古場日誌は、2007年上演の「追想曲、砲撃」以来。
2007年10月〜12月ですね。ちょうど劇団15周年?だったはず。
タイトルは「眠れる獅子百番勝負日記」。
はたもとさんを「眠れる獅子」として敬っていた時期でした。

雨が降って肌寒くなり始めた19時すぎ。暖房の効いた稽古場に入ると、何やらにぎやかな声が。
そこにはお子たちが3人。
加納さんの子です、きゃっきゃしていてかわいい。
2番目の子から、お菓子をもらいました。馬のキャラクター「ぐんまくん」が描いてあった。
そして、松原くんが所属するA級MissingLinkさんから、伊藤結さんが稽古場見学。
子どもたちとは違うかわいらしさに、そわそわ気もそぞろな橋本くん。そしてなぜか、ワークキャップをこれまで見たこともない角度でかぶる。おしゃれか?

今日は、第2夜のみ。そのため、出番のない辻井くんはお休みです。
稽古前、濱本くんは松原くんとヒソヒソ打ち合わせ。佐々木さんは長台詞について考えている様子。


今回の上演作品は不条理劇なので、解釈が難しく、稽古はまさに「トライ&エラー」の連続。
「進んでは止まり、演出家とのディスカッション」の繰り返しで進んでいきます。
公演間近なので焦りもありますが、ここで手を抜くと作品の世界観が共有できないのでじっと我慢。充分に時間を取ります。
演出家のイメージをみんなで解きほぐし、身体に落とし込む作業こそ、深津作品の醍醐味。
特に「深海魚」はその極致だと思います。





気がつけば、稽古場の退出時間。本当にあっという間。
小道具や机の片付けには、子どもらも手伝ってくれました。ありがとう。
稽古後、飲み会。
そこでも、作品や演技について話し合い。
その話に演出・森本くんは、目をぱちくりさせながら耳を傾けています。
はしぐちさんの言葉に、森川さんは何かつかんだ様子でした。
★写真は全て伊藤さんが撮影しました。ありがとうございました。