すでに楽日から1週間を越え、でもまだ10日たってない?
な感じでありますが、最後の日記です。
はた獅子がトリをつとめます。
さて、『追奏曲、砲撃』終わっちゃいましたね。
昨年10月24日にこの公演最初の日記をつけて、はや半年。
三人(はたもと、小坂、樋上)で珍道中を続けてまいりましたが
いよいよ最終回。
けっこう頑張ったと思いません?
思った方は文末の拍手を押してください。ぽちっとね。
さあ、あと何を書くんだ?
え~っとまず、マイク獅子からの質問。
獅子様は本番前に何を考えているのか?
たいしたことは考えてません。
トイレ行きたいな~なんてことです。
がっかりした?
しか~し、これには深い訳が。
これはあえて、本番直前はトイレに行かないという、
はた獅子ルールなんですよ。
トイレ行きたいな、でも今行くと間に合わないな、なんて
つまらないことを考えていると緊張を忘れるのです。
毎ステージやはり緊張はするのです。
している自分をわかった上で、焦らないための
「トイレ行きたいな~」なんです。
でも舞台にあがったら、絶対そんなこと吹っ飛ぶんで大丈夫。
あとは、大阪の前半戦はずっと台詞を頭の中でつぶやいてましたね。
こりゃもう台詞忘れるんで!お恥ずかしい!
そうそう、楽日のステージで、面白いことが。
なかなか色っぽかったと一部で評判の(どこで?)
小春さんと敏弘(紀伊川氏)のシーンなんですけど。
「どこ行く?」
「あったかいところ」
「小春さんち」
「うちはね、ラッセンの魚がいるからダメ」
ああ、いい会話じゃないですか。ほんのり切なくてね。
ここで
「どこ行く?」
「あったかいところ」
「……」
「?」えー、ここに来て台詞忘れる~?>紀伊川さん!
たっぷりためた後、にやりとしつつ
「小春さんち」
敏弘、キャラ変わってるし、めっちゃやらしいし!
「うちはね、ラッセンの魚がいるからダメ!」
……。
小春さん、思い切り良く断ってしまいました。
一気にコントっぽい空気が。絶対間違ってる!
まあ、その後のワンコちゃんたちのたたずまいのおかげで、
なんとか修正出来たと思うんですけど。
この台詞、けっこう難しくて、自分的にはすごく試行錯誤しながらの
台詞だったのに、ラストステージでニュアンスもなにも吹き飛んでしまって
うひゃ~って感じでした。
バラシ後にしゃべってたら、紀伊川氏も
自分がいやらしい顔になってたのがわかっていたらしく
二人で大爆笑でした。
このあたりが、この二人ののほほんとしたとこなんですが。
すみません!演出!
男女の空気というより、姉弟みたいなシーンになっちゃって!
……こうして、獅子は吼えることはなかったのでありました。ショボン。
気分を変えて。

写真はジョンことはし犬です。
生田姐さんから毎日スペシャルメイクを施され、ご機嫌です。
姐さんありがとう!メイクから衣装から、楽屋のコンセントの位置まで
ほんっと助けられっぱなしでした!
テンガイさんもすごく頑張ってくださって、楽しい現場でした。感謝感謝です。
スタッフの皆様、お手伝いの皆様、見守ってくださった観客の皆様
本当にありがとうございました。
精華からスズナリまで、長い道のりでしたが、本当に楽しく、しんどく、
学ぶこともたくさんあって、充実してました。
日曜の晩の打ち上げで、はしけんやお手伝いの亜紀子さんと
なんで芝居続けるのかな、って話をしました。
「これが最高傑作と思われたくないから」ってのが
わたしの答えです。
「次こそ、もっといいものを!」
そう思うからやめられないんですよね。
吼えないはた獅子はいつまでも吼えないのかもしれませんが、
その時々に、自分の最高の姿を求めて芝居を続けていくんだよな~と。
そんな感じで、『追奏曲、砲撃』稽古場日記、終了と相成ります。
読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
な感じでありますが、最後の日記です。
はた獅子がトリをつとめます。
さて、『追奏曲、砲撃』終わっちゃいましたね。
昨年10月24日にこの公演最初の日記をつけて、はや半年。
三人(はたもと、小坂、樋上)で珍道中を続けてまいりましたが
いよいよ最終回。
けっこう頑張ったと思いません?
思った方は文末の拍手を押してください。ぽちっとね。
さあ、あと何を書くんだ?
え~っとまず、マイク獅子からの質問。
獅子様は本番前に何を考えているのか?
たいしたことは考えてません。
トイレ行きたいな~なんてことです。
がっかりした?
しか~し、これには深い訳が。
これはあえて、本番直前はトイレに行かないという、
はた獅子ルールなんですよ。
トイレ行きたいな、でも今行くと間に合わないな、なんて
つまらないことを考えていると緊張を忘れるのです。
毎ステージやはり緊張はするのです。
している自分をわかった上で、焦らないための
「トイレ行きたいな~」なんです。
でも舞台にあがったら、絶対そんなこと吹っ飛ぶんで大丈夫。
あとは、大阪の前半戦はずっと台詞を頭の中でつぶやいてましたね。
こりゃもう台詞忘れるんで!お恥ずかしい!
そうそう、楽日のステージで、面白いことが。
なかなか色っぽかったと一部で評判の(どこで?)
小春さんと敏弘(紀伊川氏)のシーンなんですけど。
「どこ行く?」
「あったかいところ」
「小春さんち」
「うちはね、ラッセンの魚がいるからダメ」
ああ、いい会話じゃないですか。ほんのり切なくてね。
ここで
「どこ行く?」
「あったかいところ」
「……」
「?」えー、ここに来て台詞忘れる~?>紀伊川さん!
たっぷりためた後、にやりとしつつ
「小春さんち」
敏弘、キャラ変わってるし、めっちゃやらしいし!
「うちはね、ラッセンの魚がいるからダメ!」
……。
小春さん、思い切り良く断ってしまいました。
一気にコントっぽい空気が。絶対間違ってる!
まあ、その後のワンコちゃんたちのたたずまいのおかげで、
なんとか修正出来たと思うんですけど。
この台詞、けっこう難しくて、自分的にはすごく試行錯誤しながらの
台詞だったのに、ラストステージでニュアンスもなにも吹き飛んでしまって
うひゃ~って感じでした。
バラシ後にしゃべってたら、紀伊川氏も
自分がいやらしい顔になってたのがわかっていたらしく
二人で大爆笑でした。
このあたりが、この二人ののほほんとしたとこなんですが。
すみません!演出!
男女の空気というより、姉弟みたいなシーンになっちゃって!
……こうして、獅子は吼えることはなかったのでありました。ショボン。
気分を変えて。

写真はジョンことはし犬です。
生田姐さんから毎日スペシャルメイクを施され、ご機嫌です。
姐さんありがとう!メイクから衣装から、楽屋のコンセントの位置まで
ほんっと助けられっぱなしでした!
テンガイさんもすごく頑張ってくださって、楽しい現場でした。感謝感謝です。
スタッフの皆様、お手伝いの皆様、見守ってくださった観客の皆様
本当にありがとうございました。
精華からスズナリまで、長い道のりでしたが、本当に楽しく、しんどく、
学ぶこともたくさんあって、充実してました。
日曜の晩の打ち上げで、はしけんやお手伝いの亜紀子さんと
なんで芝居続けるのかな、って話をしました。
「これが最高傑作と思われたくないから」ってのが
わたしの答えです。
「次こそ、もっといいものを!」
そう思うからやめられないんですよね。
吼えないはた獅子はいつまでも吼えないのかもしれませんが、
その時々に、自分の最高の姿を求めて芝居を続けていくんだよな~と。
そんな感じで、『追奏曲、砲撃』稽古場日記、終了と相成ります。
読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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