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はたもとです。
今日は「うちやまつり」の稽古。
まずは3場から、みっちりがっつり。

アイホール公演の難しさは、空間把握にあります。
完全な実寸はまずとれないし、舞台サイズがとれても、客席までは無理。
その上で舞台上の位置取りや、空間を感じて芝居に取り込むためには、いつも以上にイメージ力と客観的な視点が要ります。

今日のダメ出しで出た言葉は、
「それじゃウイングフィールドの芝居でしょ」
ウイングとアイホールの違いは、やはり広さと客席までの距離ですよね。
ウイングでは細やかな表現が重要ですが、アイホールでは全身の佇まいがものを言います。
どっちが簡単なんてことはないのですが、意識するところが違います。

お客さんが見えてますか?
自分がどう見えてるかを頭のどこかに置いて置かないと、
ついつい自分と相手役の間だけで芝居を作ってしまうんですよね。
それではお客さん、おいてきぼりになっちゃいます。

だからこそ、冷静さが必要。
むつかしいですね。

そして、もう一つむつかしいなぁと思ったのは、佐藤夫妻。
見ていてスゴく面白かったんです。
すごい、ここまで来てる!って。
ところが演出からはけっこう厳しいダメ。
「役作りを完成しようとしないで」なんて。
うひゃー、次元が上がって行ってるよー!
どこまでレベルあげるんだ!?
ここまで来ると、役者の内面と関わってくるので、
ここをこうすれば、なんてことでは解消出来ません。

だからこそ、ここからが勝負なんですよね。
稽古をみながら、難しい、でもがんばれ!と
応援したくなる充実した稽古でした。

え?わたし?えーっと、セリフ覚えなきゃ。
って、まだそこかい!(自爆)
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2015.01.09 Fri l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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